FreeBSD 9.2の64bit版をインストールしてみた。

先日、2.4GぐらいのDVDインストールイメージを外のネットできる店でダウンロードしてきたので特に必要性はないのだがWindowsのVirtualBoxにインストールしてみた。
自室でのインターネットは低速不安定不確実で少しだけ高速にもできなくはないがあまり速くない高速通信は通信容量制限があり使い放題ではない。
そのためインターネット回線を経由しないでDVDインストールイメージのみでインストールしたい。
インストーラーでインストールはできたが、最小限の構成のみしか選択できず後は手動でなんとかしろという不親切極まりないものだった。
X Window Systemさえもインストーラーではインストールされない。
Linuxに人気がありFreeBSDが人気ない理由がよくわかった。
実用で使えるようにインストールするはそれなりの知識と労力が必要でインストールの段階で多くの人が脱落する仕様になっている。
素人や面倒くさいことが嫌いな人は素直にLinuxということだ。
ネットでX Windowのインストールの方法を調べてみたが(pkg_add -r xorg)、その方法はインターネットからダウンロードする方法だったのでやめた。
この方法では2.4Gもの巨大イメージをあらかじめダウンロードしてきた意味がない。
DVDインストールイメージの中を探すとパッケージファイルがあったのでそこからX Windowをインストールした。(方法は省略)
そしてstartxでX Windowは起動するようになった。
だが、カーソルが動かず何も入力できない。
マウスの設定をしないとこうなるらしい。
この時点で面倒くさくなったので今日のところはこれでやめた。
後日やるかどうかはまだ分からないが。
ちなみにシャットダウンして電源を切るには shotdown -p now
個人的にはLinuxでもFreeBSDでもなんでも構わないが、パッケージを追加インストールする時にインターネット経由前提ではなくてインストールメディアの中にすでにある程度のパッケージが入っているものが欲しい。
FreeBSDはCD-ROMのインストールイメージだけでなく、約2.4GのDVDインストールイメージが用意されているのでDVD版ならすでにある程度のパッケージが入っている可能性がある。
Ubuntuは半年か三年でサポート切れになる。
Ubuntuのパッケージのインストーラーでサポート切れのエラーが出てインストールができなかったことがある。
Ubuntuがサポート切れになるとパッケージの更新が止まるだけではなく、リリース当初の古いパッケージさえダウンロードさせてくれなくて困るからもっと長く使えるディストリはないのだろうかと思っている。
FreeBSDはそのひとつの選択肢だが、QtやVirtualBox、VMWare Playerのダウンロードページを見に行ってもLinux版はあってもFreeBSD版は無いようでLinuxと比べれば使用目的が限定されてしまう。
最新のQtで開発したいならFreeBSDは却下するしかないなあ。
Windows XPの代替にUbuntuとか言っている人もいるようだが、たった半年や三年でサポート切れになるUbuntuがXP代替になるわけがないと真面目に思う。
だいたいWindowsではないのだからサポート切れ以前の問題があるのだが。
XPのサポートが切れると急にウィルスにかかりやすくなると誤解している人もいるが今までと同じで何も変わりやしない。
将来起こるかも知れない問題にマイクロソフトは対処しないというだけだ。
すでに相当古いであろうXPパソコンが壊れるまでの間にサポート切れが原因のウィルス被害が起こる確率なんて限りなく0%に近いが、パソコン買い替え需要を作りたい詐欺師が素人をだまして新しいパソコンを売ろうとしている。
タイではXPは現役で誰もサポート切れなど気にしていないし、それ以前にアップデートなんか最初からしていない。
むやみにアップデートできない事情もある。
世界のほとんどの国は途上国なわけでタイと似たような状況。