タイの日本アニメの単語の翻訳に音訳が多い。

タイの衛星テレビ放送は無料。
ほとんどのチャンネルにコマーシャルがある。
そして、衛星放送は地上派のテレビチャンネルを全て含むから衛生放送の電波が入れば地上派のテレビなんか要らない。
地上派のテレビはチャンネル数が少ないが、衛星放送だと200ぐらいかな?
複数のチャンネルで同じ番組を放送していたりするから実質のチャンネル数を数えるのが難しい。
チャンネル数が多くてもくだらなすぎるチャンネルが多くみるべき価値があるチャンネルは少ない。
ほぼ24時間、日本のアニメを中心にやっているチャンネルがふたつあって、その二つはタイでも人気が高い。
タイ人が字を読むのが苦手な人が多いせいか、歌以外は全て音声をタイ語に吹き替えている。
その訳がいい加減。
日本語で書いてある文字が出てきて、それがストーリーにとって重要でも決して訳さない。
訳しにくい単語があったら、日本語の発音をそのまま音訳しまくっている。
絶対、こんなのタイ人が見ても意味が分からないだろというのが頻繁に出てくる。
「ロリコン」、「レズビアン」を、そのまま音訳。
「ど〜も〜」をそのまま、「ドーモ」と音訳。
「温泉」、「新幹線」、「おいおい」、「たこ焼き」をそのまま、オンセン、シンカンセン、オイオイ、タコヤキと音訳。
意味が分からなくても気にする人なんかおらず何の問題にもならない。
面白いテレビ番組や書籍はタイ人が作ったり書いたものではなく、外国のものの翻訳がほとんど。
そういうものは、自然なタイ語ではなく、ゆがんだおかしたタイ語になっている。
外国語をタイ語にうまく訳すことは不可能に近いからある程度はしょうがないとは思う。
文化が違うのもあるけども、発展途上国の言語というものは先進国の言語よりは単語数が少ない。
だから、どうしても音訳に頼りがちな傾向にある。
あとはタイ人の性格がいい加減だから、そのいい加減さに合わせて翻訳もいい加減になる。