今になって思うこと。

今になって思うが、早くからQtやっていれば良かったのかな。
もし過去に戻れるならQtをやる。
Qtはライセンスの制約が昔はきつかったので近寄りにくかった。
動向を読むのが難しい。
いくつかの予想は外れた。
Linuxは思ったより普及しなかったし、
Javaはあまりにも普及しなかった。
ここまでJavaが落ちぶれるとは思わなかった。
QtもGTKに負けて死ぬと思った。
Borland系(後のCodeGear、Embarcadero)を使ってきたが、恩恵も受けたが振り回されもした。
一番困ったのはBorland系がCLXをすぐに捨てたこと。
Kylixでの開発ははっきりいって無駄になった。
Borland系ももう終わりかと思った時期もあったけど最近妙にがんばっていてるように見えて驚いた。
今ではC++ BuilderはMac OS X、iOS(iPhone、iPad)にも対応している。
DelphiはさらにAndroidにも対応。
Qtは衰退すると思ったが勢いを増しつつある。
GTKはやっぱりだめだよねと思ってきた。
コンポーネントが少ないし。
鍋田辞書がある程度の形になってきた2006年ごろは、ザウルスとかPDAとかも市場にあって対応できないかと言われたこともあったが無視して正解だった。
パソコンと違ってこういうものの寿命は非常に短い場合が多い。
手を出していたら大損こいていただろう。
スマートフォンという新しい分野ができるというのは予想ができなかった。
Javaは少しやっていたが結局Java版の鍋田辞書を作ろうとはしなかった。
Javaの今の衰退状況を考えると当然のような気もするが、Java版が存在するインパクトは大きいとは思う。
Java実行環境をインストールしている人が少ないので誰も使わないだろうが。
Perlもやって、Perl版の鍋田辞書も作ったが後でPerlはやるべきではないと思った。
当時はPHPというPerlより良い言語があることを知らなかった。
で、PHPに移行した。
PHPでオンラインサイトというアイデアはものすごく良かったと自分で思う。
オンラインに進出したことで鍋田辞書はただのローカル(オフライン)ソフトではなくなった。
パソコンの辞書ソフトと、オンラインサイトで同じデータを検索するソフトって未だに他に聞かない。
PHPも他に作りたいものがあるが今はちょっと時間取れない。
未だ手を出していないのAndroidは今DalvikでするべきかC++ Builder対応を待つべきか悩むところ。
どちらにしろMac OS X版を出すのが先。
その前にNabetapを単独公開しないといけないがなぜか気がすすまず長らく放置中。
そろそろやるか。