電子蚊叩き器。ラケット型の叩いて電気で蚊を焼き殺す機械。

というのがタイでは流通している。
叩くというより空中で振る。
日本ではあまり知られていないと思うが、タイの田舎では生活必需品に近い存在だ。
結論、便利ですごく重宝する。
なぜ今まで使わなかったのかと後悔した。
見た目はテニスやバドミントンのラケットに近い。
充電して使う。
何のためか知らないがライトがついていて懐中電灯の代わりにもなる。
大きすぎて懐中はできないが。

この道具の存在には二年ほど前から気がついていたが、最近まで買うことはなかった。
つい最近、トラックの雑貨屋が来たので試しに買ってみた。
150パーツだったかな。市場で買った場合の値段は知らない。
初日はたくさん蚊がいたので絶大な威力を発揮した。
蚊に当たれば、バチバチッとすごい音がする。
小さい火花が出ることもある。
蚊が燃える匂いがすることもある。
これはいいやと思った。
これがあると蚊取り線香やアースノーマットを使う機会がほとんどない。
蚊よけのために蚊帳(かや)の代わりに部屋の中にテントを張っているのだが、テントの中でこのラケットを振ればテント内の蚊はすぐ全滅する。
二日目以降は部屋の中の蚊が減ったので、振っても簡単には蚊には当たらない。
それだけ蚊が減ったということなので悪いことではない。
すごく便利な道具だと思うが、電池がすぐ切れるという欠点があった。
充電専用でバッテリーを介して使うしかない。
電池が切れたら、8時間から15時間の充電時間が必要でその間使うことができない。
ものすごく電力を食うようで、ライトが付くほどバッテリー残量がある場合でも、ある程度バッテリー残量が少なくなると蚊叩きとしては使えない。
ラケットに耳を当てて小さい音を聞き取れなかったらもう蚊叩きとして使う電力が残っていない。
充電専用は大きな欠点だ。普通に直接AC電源で動かせるものがほしい。
電池が切れると使いたいときに使えないから、二台あったほうがいい。
バッテリーは寿命があるから、何年も使うことは難しいと思うが安いので買いかえればいいだろう。
大きくてカバンに入らないので旅行には向かない。
画像をアップしたほうがいいと思うが面倒なのでしない。