タイで3G携帯電話回線でインターネットする方法をいろいろ試した履歴。

USBのAircard:
(SIMカードを入れてパソコンのUSBポートに差して携帯電話回線でインターネットするもの)

携帯電話回線の電波が良くてUSBポートの接触がよくて、スマホや別のパソコンとインターネットを共用する予定がなければこれが一番いいと思う。
USBポートに差さないといけないのでAircardまたはUSBケーブルが邪魔だけど。
パソコンを置いている場所が電波の入りが悪く、ベランダや窓際なら電波がいいが、そこまでUSBケーブルで伸ばせない場合はwi-fiルーターのほうがいい。
USBポートの接触が悪いし、電波がいいベランダの奥までUSBケーブルが届かなかったし、スマホとノートパソコンでインターネット回線を共用したかったのでAircardはやめることにした。
USBケーブルは3メートルまでならいいが、5メートルだと接続ができなかったり、接続が切れたりと不安定もしくは全く使い物にならない状況になった。
ノートパソコンによって5メートルケーブルの場合の不安定の程度はかなり違った。
USB 3.0に対応していないノートパソコンのほうが安定していた。

モバイル 3G wi-fiルーター:
(小型でバッテリー内蔵)

AT&TのSierra 754Sを買ったが、充電しながら使うことができずバッテリー切れの問題が起きた。
バッテリーの温度が高くなると保護機能が働いてwi-fiルーターが自動停止したり、充電しなくなる問題を回避するために、パソコン用のCPUクーラーを流用してバッテリー冷却システムを構築。
バッテリー冷却のためにカバーは外した。
充電が追いつくようにACアダプタは純正1.2Aだったが、2Aの物に変更。
ACアダプタと認識させるためにMicroUSBケーブルのデータ線はショートさせた。
寒い時期はこれでよかったが、暑い時期がきてしまった。
気温が35度ぐらいになるとCPUクーラーで冷却しても充電しなくなって、バッテリー切れになりインターネットできなくなってしまう。
毎日バッテリー切れを起こすようになったので、この方法はやめることにした。
電波の良いところは気温が高いだけでなく熱い直射日光が当たりどうしようもない。

据え置き型 3G wi-fiルーター:
(バッテリーはなく、ACアダプタのみの電源で動く)

Huawei B681を買った。
バッテリーはないので、バッテリー切れは起きない。
気温が高かろうと、直射日光が当たろうと動く。
しかし、停電すると落ちてしまう。
乾季も終わりに近づいて、停電の季節がやってきた。
瞬間停電や短時間の停電が頻繁に起こり、その度にインターネット接続が切れた。
今までは短時間の停電が起きてもバッテリーがあったので何も問題がなかったが、新たな問題が出てしまった。
ということで、さらにUPSを購入したところ。
このwi-fiルーターは家庭用の電話機をつなげることができるので、安物の電話機をつなげた。
安物の電話機はACアダプタ不要で電話線の電源だけで動くので便利だ。
安物の電話機には(電子的な)電話帳機能や留守番電話機能はない。
SIMを携帯電話に入れ替えなくても電話の待ちうけができたり、音声通話の発信ができるようになった。
これでSIMの数を減らせそうだ。
なぜか*ではじまって#で終わる番号にはかけることはできなかった。
通話キーがないからだろうか?