さびれゆくパソコン屋

スリン市のペッカセームプラザ(เพชรเกษมพลาซ่า)の二階は何年か前にパソコン関係の店が入るようになって埋まっていたんだけど、次第に何件も店が撤退して、パソコンとは無関係の店ができたり、空きができたりしている。
三日前、タイの東北部の最大都市とされるナコンラーチャスィーマー(コラート)へ行ってきた。
タイ東北部最大のパソコン屋ITプラザへ行くのが目的だった。
ひとつの巨大な建物にたくさんの店が入るタイプの店だ。
何年かぶりに行ったんだけど、三階の店がほとんど撤退して空きになっていてびっくりした。
四階は一件も店がなく立ち入り禁止状態だった。
ゴーストタウン状態。
タイ人の財力では生活必需品ではないパソコンなど買えないということなんだろうか。
用を果たせなかったので、バンコクのpantip plazaへ行くことにした。
スリンもコラートもパソコン屋がさびれてしまって残念だ。
日本のパソコン屋と違って、ひとつの会社ではなくて、ひとつの大きな建物にたくさんの小さい会社が入ることに問題があるような気がする。
この方法だと全く同じ物をいろんな売り場で売ってしまうことになる。
店同士でお互いをつぶしあって閉店していく。
ITプラザの一階は携帯電話の店だらけなんだけど、こんなにたくさん同じ物を売る店は要らないと思う。
パソコン屋じゃないけど、タイとかラオスの市場も、同じ物を売る店がたくさんあって、広大な敷地に店がたくさんあっても、買える物の種類は驚くほど少なかったりする。
違うものを売ろうとかは考えないんだろうなあ。
バンコクのpantip plazaも行ってきたけど、今回は一部しか見て回らなかった。
上の階はちゃんと店入っているんだろうか?