C++ Builderで作ったAndroidのARMバイナリをAtom版エミュレータで動かせない。

Windows上のAndroidエミュレータにはインテルx86(Atom)CPUでARMバイナリを動かす機能のhoudiniが入っていないようだ。
C++ Builder(10 Seattleなど)で作ったAndroidのARMバイナリをAtom版のエミュレータで実行することがどうしてもできなかった。
C++ Builder(10 Seattleなど)で作ったAndroidのARMバイナリは、Intel(Atom)版のAndroid 5.0 lolipopなどの実機またはエミュレータでそのまま実行すると「Application does not support this device」とエラーが出て実行できない。
(Android 4.4 Kitkatの実機ではhoudiniを有効にすれば動くらしい。)
これの問題を回避するために、C++ Builderのメニューのプロジェクト配置で配置マネージャーを出して配置パスがlibrary\lib\x86のlibnative-active.soのチェックを外すとこのエラーは出なくなる。
(libnative-active.soはx86の他にarmeabi-v7aとmipsがある)
が、エミュレータだとhoudiniが入ってないためかインストール時に「Failure [INSTALL_FAILED_NO_MATCHING_ABIS]」のエラーが出てインストールできない。
このエラーが出るのはC++ Builder上から実行してもAndroid SDKのadbでインストールしようとしてみても同じ。
Atom版のAndroidの実機を持ってないので実機で動くかどうかは確かめていないが実機では動くらしい。
C++ Builder(Rad Studio)のAndroid対応はIntel CPUに対応しておらず対応予定もないみたいで今いち使えない。