韓国語スクリーンキーボードの改善を考えてみる

鍋田辞書P(ホームページで動くPHP版)で
スマートフォンで韓国語スクリーンキーボードを使う場合の問題点を考えてみたが、

1.出て来て欲しくないのにAndroid標準のスクリーンキーボードが出て画面を占領される。
2.韓国語スクリーンキーボードの横幅が広い。(スマートフォンの画面ではもっと狭いほうがいい。)

1は、考えてみたが改善は無理だ。HTMLとJavascriptで韓国語スクリーンキーボードを実現しているが、JavascriptでAndroidのIME制御をすることは不可能だと思う。
これは物理キーボードを搭載せずにタッチパネルで全てを行おうとするAndroidの仕様設計の問題から来ている。
片側にキーボードを搭載した折り畳み式スマートフォンがあれば解決する問題だが、世間は折り畳み式を拒んでスクリーンキーボードに画面を占領される形式のスマートフォンを選んだ。
ローカルにインストールするアプリならAndroidのスクリーンキーボードの表示を禁止することができると思うが、これはJavascriptで作っている。

2は、やればできると思う。(やるかどうかは別問題で)
現状の韓国語スクリーンキーボードの画像から英文字などを必須でないものを省いて縮めればいいだけだ。
ただ、このプログラム変更は結構面倒くさく、まじめにやっても丸一日つぶれそうだ。
画像ソフトでキーボードのお絵かきから始めなくてはならない。
現状の韓国語スクリーンキーボードの画像はハングルのキーマップの表示を兼ねている。
例えば「F」のキーが「ㄹ」に対応していると分かるからパソコンで直接ハングルを打つ人がキーマップを知りたいときに見るという使い道がある。
だから、完全にミニスクリーンキーボードと置き換えるわけにもいかない。
切り替えが必要になる。